頭皮が赤い・かゆみがあるトラブルを解消するためには、かゆみがあってもかかないことが大切です。
シャンプーや整髪料は頭皮に刺激のないものを選び、指の腹で優しくマッサージするように洗いましょう。
美容師さんから「頭皮が赤くなってますよ。」と言われてしまいちょっと😰


頭皮の炎症は4種類あります。

頭皮の炎症によって起こるそれぞれの原因と対策を詳しくご紹介していきます。
あなたの頭皮の状態と見比べて、対策をしてくださいね。
頭皮が赤くなる原因は主に3つ
- 血行不良(ストレス・首・肩のコリ)
- 毛穴づまり(皮脂の分泌量が増える)
- 頭皮の炎症(シャンプーや整髪料が合わない)
ひどくなると
かゆみやフケが発生。
抜け毛(薄毛)が増えることになります。
頭皮が赤い・かゆみは頭皮に起こる炎症が原因かも?
頭皮の炎症4種類
- 脂漏(しろう)性皮膚炎
- 皮脂欠乏症皮膚炎
- 接触性皮膚炎
- アトピー性皮膚炎
それぞれ、フケや頭皮の症状に特徴がありますので、あなたがどれに当てはまるのか、チェックしてみましょう
脂漏(しろう)性皮膚炎とは
脂漏性皮膚炎は皮脂量が多くなり、頭皮のマラセチア菌が繁殖することで起こる皮膚炎。
マラセチア菌は常に頭皮にいる細菌。通常であれば悪影響はありませんが、皮脂をえさとしているため、皮脂量が多くなると繁殖し、皮脂に含まれる「トリグリセリド」を分解して炎症の原因となる遊離脂肪酸に変えてしまうことが原因です。
脂漏性皮膚炎の症状としは、湿ったベタつきのあるフケが出ること。ひどくなると、フケが頭皮を覆いかさぶたのようになります。
頭皮にベタつきがあったり、湿ったフケが大量に出ているようなら、脂漏性皮膚炎の可能性があるでしょう。
頭皮が乾燥している方は皮脂欠乏症皮膚炎
皮脂が足りないことで起こる皮膚の炎症。
皮脂は頭皮に膜を張り水分の蒸発を防いだり、外部からの刺激をシャットアウトしたりする役割があります。
しかし、このバリア機能を果たす皮脂が不足することで、頭皮が刺激を受け炎症を起こしてしまう。
乾燥性皮膚炎によるフケは、パラパラと細かく乾燥していること。
肌が乾燥しやすく乾いたフケが出る人は、皮脂欠乏症皮膚炎の可能性があります。
アレルギーがある人は接触性皮膚炎
接触性皮膚炎は、一般的に「かぶれ」と言われるものです。
パーマ剤などの刺激物による刺激性接触皮膚炎と、金属やシャンプーなどの成分に対するアレルギー性接触皮膚炎の2つに分けられます。
フケはパラパラとした細かいのが特徴です。
赤み・かゆみ、フケが出る直前にカラーやパーマをした人、直前にシャンプーなどのヘアケア商品を変えた人は、接触性皮膚炎になっている可能性があります。
お肌が敏感になっているかも。
生理や妊娠、出産によるホルモンバランスの変化で肌が敏感になっていると、これまで大丈夫だった成分に頭皮が敏感に反応することがあるので注意しましょう。
アトピー性皮膚炎が赤みやかゆみの原因
アトピー性皮膚炎は、慢性的に湿疹を繰り返す皮膚の疾患。
皮膚のバリア機能の低下とそれに伴う乾燥、アレルギーによる炎症が絡みあって起こります。
バリア機能が低下した肌から雑菌やアレルギー物質が入り込みます。
人の体は「アレルゲン」に対する抗体を作りますが、その働きが過剰になってしまい、余計な部分まで攻撃して炎症が慢性化されます。
強いかゆみがあり、皮膚がじゅくじゅくする、皮がむけフケが出る、長引くとゴワゴワした硬い肌になることが特徴です。
乾燥したようなフケが出るため、患部だけを見ると乾燥性皮膚炎と間違えてしまうこともあるので注意しましょう。
アレルギーを起こしやすい体質の人や、もともとアトピーを持っている人、強いかゆみや乾燥が頭皮だけでなく膝の裏や肘の裏など関節の内部に見られる人は、アトピー性皮膚炎の可能性が高いです。
あなたにあった症状はありましたか?下にまとめました。
脂漏(しろう)性皮膚炎
ベタつくフケ、頭皮のベタつき、皮脂が多い
乾燥性皮膚炎
細かくパラパラしたフケ、頭皮の乾燥、皮脂が少ない
接触性皮膚炎
特定の商品を使ったあとのかゆみや赤み、乾いたフケが多い
アトピー性皮膚炎
強いかゆみがあり、乾いたフケが多い
頭皮が赤い・かゆみをなくす簡単な方法
方法1:頭皮マッサージをする(肩こりの解消も)
頭皮マッサージによって血行が良くなれば、髪の成長に必要な栄養も頭皮全体にしっかり行きわたるようになり、健康な髪が育ちやすい頭皮環境を整えられます。

マッサージのコツは一回の時間を短めにし、力を入れすぎないこと。
血行が良い状態を保つために、継続することも大切です。
方法2:頭皮に優しいシャンプーに替える
頭皮に優しいシャンプーに替えることも、皮脂の増減やかぶれの対策になります。
- 肌が弱くて乾燥肌な人は、より低刺激で保湿力の高いシャンプー
- 脂性肌の人は、洗浄力の強いシャンプーでしっかりと皮脂を洗い流せる
- 特定の成分にアレルギーがある人は、その成分を含まないシャンプー
に替えることがおすすめです。
あなたの頭皮の状態にあったシャンプーを選べば、皮脂の増減やかぶれを防ぐことになります。
方法3:シャンプーの仕方を見直す
シャンプーの仕方を見直すことも、皮脂の増減やかぶれの対策になります。
一日に何度もシャワーを浴び、その度にシャンプーをしてしまうと、頭皮の乾燥をまねくことがあります。
間違ったヘアケアに注意!
洗髪の際に爪をたてたり、必要以上に強い力でゴシゴシ洗うことで、頭皮を傷つけ炎症やかぶれを引き起こすことも。
シャンプーは多くても1日1回にひかえ、洗髪は指の腹で優しく行いましょう。
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方法4:生活習慣の見直しも必要。
生活習慣の乱れは、頭皮の赤み・かゆみの原因となる血行不良に繋がります。
さらに、ホルモンバランスを乱して、皮脂の増加をまねくと、脂漏性皮膚炎やニキビを引き起こすこともあります。
気をつけたい生活習慣のポイント
- 喫煙・過度の飲酒をしていないか?
- 運動が不足していないか?
- 目を疲れさせていないか?
- ストレスをためていないか?
生活習慣の改善が必要なことはわかっていても、これらを一気に今日から変えるというのは、難しいかもしれません。
できることから一つずつ見直してみましょう。
方法5:かきむしらない・触らない
かぶれやニキビができても、かかないこと、触らないこと。しかし、かいてしまうと、それが新たな刺激となって、かゆみが強まってしまう。
こうした悪循環に陥らないよう、かきたくても、ここは我慢。
また、特に頭皮ニキビの場合、あまり患部を触らないことも大切です。
なぜさわってはいけない?
頭皮は自分の目では見にくい場所であるだけに、気になってつい触ってしまいがちですが手についている雑菌で、炎症が悪化する可能性があり、誤ってニキビをつぶしてしまうと、症状はさらに悪化します。
どうしても触ったり、かいたりを我慢できないようなら、皮膚科の先生に相談しましょう。
絶対にやってはいけない3つのポイントは?
きちんとケアをすれば頭皮の赤みは治まりますが、知らないで間違ったたケアをして頭皮の炎症を悪化させてしまうことに💦
ちょっとぐらい大丈夫だとやってしまうと後で後悔することになりかねませんよ。
ポイント1:頭皮に強い刺激を与える
頭皮が赤くなった時にまずやってはいけないことは、カラーやパーマ。
カラーやパーマは頭皮へ強い刺激を与えてしまうので、ただでさえダメージを受けて赤くなっている頭皮を悪化させることになり、痛みやかゆみを引き起こしたり、頭皮に水ぶくれができてしまい治療に時間がかかります。
これがダメ!
シャンプーやカラーリング剤などで頭皮が赤くなってしまったものを引き続き使い続けることは厳禁です。
頭皮が赤くなる直前に使ったシャンプーなどは、使わずに処分したほうがいいです。
ポイント2:爪でゴシゴシ洗う
髪を洗うときに爪を立てて洗うとか一日に何回も洗うとかはだめです。
指のお腹でやさしく頭皮を洗うようにしましょう。
またすすぎもしっかりと。
シャンプーやリンスが頭皮に残ると赤みやかゆみを強めることになりますので注意しましょう。
ポイント3:自己流で治そうとする
皮膚科の専門医に相談しましょう。
症状にあわせて薬を用意してくれるので、自己流でどうにかしようとするよりも早く赤みやかゆみから解放されます。
刺激を与えないように
頭皮に赤い湿疹ができている時には、とにかく刺激を与えないようにすることが重要です。
頭皮が赤くなる前に出来る頭皮ケア
お肌を毎日ケアするように、頭皮も日頃からお手入れをしていると健康な頭皮を保つことになります。
5年後~10年後もあなたの髪の毛をキープしたいなら今からでも遅くありません。
頭皮もお肌の一部です。
お肌と同じように頭皮もお手入れしていきましょうね
次は頭皮が赤くなる前(悪化する前に)に実践したい頭皮ケアをご紹介します。
マッサージを行い血行をよくする。
頭皮のマッサージを日頃から行い血行を良くするとともに肩のコリを解消する。
頭皮マッサージ
手の平を大きく開いて、指の腹を使って指先を小さく円を描くように動かします。
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頭皮の保湿をする
頭皮の乾燥対策には、頭皮専用のオイルや美容液を使って保湿する。
おすすめの頭皮専用保湿美容液
頭皮専用美容液で保湿する。
女性の支持率No.1。頭皮のかゆみが消えたとリピート率91%。
@cosme頭皮ケア部門第1位に。
2015年度モンド・セレクション銀賞受賞
スキンケア大学掲載
なんと美容成分が99.6%配合されている上、徹底的にオーガニックな素材の使用にこだわった商品です。
さらに、高い品質を維持するために国内の工場で丁寧に製造されています。
医薬品レベルの管理水準なので、敏感肌・乾燥肌の人でも安心して使うことができます。
すこやか地肌だけに含まれる成分としてサクラ葉エキス・ワサビ根発酵エキス・ヒノキチオールがあります。セラミドと5つの保湿成分でうるおいたっぷり。
頭皮のかゆみを抑えるのに高い効果を発揮してくれるんです。
「カラーやパーマを楽しんで自分の好きなヘアスタイルができる。」
「外出する楽しみが増えました。」
「白っぽい服を選ぶ必要がなくなり自信が持てるようになりました。」
のような口コミが多数。
45日間の全額返金保証キャンペーンがあるので効果を感じなかった際は、返品をすれば全額返金できます。
お試し感覚で気軽に購入できるのも人気な理由なんですよ。
自分に合ったシャンプーを選ぶ
頭皮の状態は人によって異なります。
オイリーの人もいれば乾燥傾向にある方もいますので、あなたの頭皮の状態に合ったシャンプー選びをすることがポイントです。
頭皮が赤い時は、頭皮に刺激の少ないシャンプーを選びましょう。
頭皮を守る生活をする
頭皮にも紫外線対策を
- 帽子をかぶる
- 日傘をする
- 紫外線防止スプレーをする
など、頭皮を紫外線から守るように日頃から心掛けましょう。
頭皮も顔や体と同じ皮膚の一部です。
頭皮は日頃のケアを忘れがちですが、注意するだけでも頭皮トラブルを防ぐことが出来ます。
まとめ
頭皮が赤い原因は意外なところに隠されているかもしれません。
頭皮が赤くなる原因
- 血行不良
- 毛穴づまり
- 頭皮の炎症
見落としがちな頭皮のヘアケアも日常的に行うように心掛けていくと良いと思います。
まず試してほしいこと!
- 頭皮マッサージ(首のこりや肩こりの解消も)
- 頭皮に優しいシャンプーに替える
- シャンプーの仕方の見直し
- 生活習慣の見直し
-
シャンプーの仕方の見直しに活用できる。
シャンプーは女性の薄毛に悩む方へ頭皮環境を良くする重要なヘアケアです。 ただバスルームでのシャンプは自己流になりがちです。正しいと思っていたことが実は髪にダメージを与えていたということもありますからね ...
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頭皮もお肌と同じように毎日お手入れしていくことで、5年~10年後の髪の毛に大きく影響してきます。
紫外線は一年中降り注いでいます。帽子や日傘で頭皮を守りましょう。