みなさん薄毛の症状は人それぞれだとは思います。
•毎朝、スタイリングに苦労する
•人の目が気になり、どうも憂鬱
•恥ずかしいので外出する気がなくなる
上記のようなお悩みはではないでしょうか？
薄毛といえば男性のものというのは昔の話で近年では女性にも薄毛の悩みが広がっています。
髪は女性の命というだけに非常に深刻な問題ですよね。
シャンプーや育毛剤などで対策をしてもすぐには髪の毛は生えてきません。
ですので育毛剤でケアしている間に髪が薄い部分をいかにうまく髪型で隠す、分かりにくくすることが必要です。
この記事では40代女性の薄毛に悩む人におすすめできる髪型をご紹介しています。
女性が薄毛になる原因を知ろう
薄毛向けヘアアレンジ、スタイルをご紹介する前に女性の薄毛の原因を簡単にご紹介します。
女性の薄毛の原因は大きく分けて二つ、
「ホルモンバランスの乱れ」
「頭皮へのダメージ」
です。
ホルモンバランスの乱れ
代表的なホルモンバランスの乱れは、妊娠出産や更年期です。
女性ホルモンの分泌バランスが急激に変化するため髪の毛が抜けやすくなってしまいます。
ホルモンバランスの乱れによる抜け毛や薄毛は自分の意思で変えることはできないので、ストレスをためずに乗り切ることが大切です。
またストレスによってもホルモンバランスは乱れてしまうので、日頃からストレスをためこまないようにしましょうね。
規則正しい生活とバランスのとれた食事も重要です。
頭皮へのダメージ
頭皮へのダメージは、シャンプーやカラー、パーマ、エクステ、紫外線、整髪料、などによって蓄積されます。
特に乾燥する季節は頭皮の水分バリアが失われるため外的ダメージを受けやすく抜け毛を進行させます。
かといってシャンプーの後、しっかりと乾かさないで寝るとかえって頭皮の乾燥がひどくなるだけでなく、雑菌が繁殖し炎症を起こす原因にもなりますので気をつけましょう。
シャンプーを1日に何度もしてしまうのもNGですが毎日洗わないのもよくありません。
1日の汚れはその日のうちにキレイに落としておかなければ、毛穴が詰まり髪の毛を作る細胞に栄養が行き届かなくなってしまいます。
できれば毎日寝る前にシャンプーをしてしっかりとドライヤーで乾かしましょう。
40代女性薄毛が目立たないおすすめ髪型
女性の薄毛が目立つ箇所は「頭頂部」・「つむじ」・「分け目」・「前髪」です。
こうした部分の薄毛を目立たないようにするためにどのようなポイントに気を付ければいいのでしょうか？
女性の薄毛を目立たせない髪型のポイントは！
- 前髪の量を増やす。
- 前髪を短くカットする。
- レイヤーで動きを出す。
- カールや耳かけスタイルで視線を外す。
- ふんわりヘアアレンジで薄毛をカバー。
前髪の量を増やす
分け目をつくる場合
分け目を目立たせないようにするは、いつもの分け目より1cm位横を深めに分けるのがポイントです。
分けた前髪を上から斜め前に引っ張るようにしてブローすると、前髪がふわっと顔にかかる感じになって薄毛を目立たなくしてくれます。
思いきって分け目を逆に変えると、髪がふんわり立ちあがって薄毛カバーに効果的です。
分け目をつくらない場合
分け目を曖昧にするのはもちろん、前髪を深くとって、厚めバングで前髪の薄毛をカモフラージュしましょう。
同時に見た目のアンチエイジング効果もアリ。
厚めバング
分け目を作らない厚めバングで、気になる分け目や前髪の薄毛をカバーしています。
同時に無造作なナチュラルウェーブが、頭頂部の薄毛から視線を外してくれる効果があります。
知的でクールな女性らしさを演出してくれる髪型です。
前髪を短くカットする
前髪の薄毛が気になるのなら、思いきって短くカットするのもオススメです。
ナチュラルなふんわり感がモードなショートスタイル。前髪や分け目、頭頂部の薄毛も目立ちません。
レイヤーで動きを出す
動き薄毛が目立たない髪型として効果的なのが、ランダムなレイヤースタイル。
カールや耳かけスタイルで視線を外す
薄毛を目立たなくするには、薄毛が気になる箇所から離れた所にポイントを持ってくるのもオススメです。
ふんわりヘアアレンジで薄毛カバー
無造作なふんわりアレンジは、それだけで頭頂部やつむじ、分け目や前髪の薄毛を隠してくれる最強アレンジです。
薄毛が目立たないショートヘアスタイル
ショートヘアスタイルはレイヤーで自由な動きが出せるので、分け目も目立たず、スタイリング次第で簡単にボリュームアップさせる事が出来ます。
薄毛が目立たないミディアムヘアスタイル
ロングより手入れがラクで、カジュアルにもフェミニンにも見せる事が出来るミディアムヘア。
スタイリングのボリュームをキープしやすいので、全体をふんわり仕上げるには最も適した長さと言えます。
薄毛が目立たないロングヘアスタイル
最も女性らしい雰囲気を演出できるのがロングヘア。
ロングヘアのデメリットは、髪自体の重みがある分、頭頂部のボリュームが出にくいところです。
【髪が薄い女性の髪型】自分でできる薄毛の目立たない髪型の作り方
実は少し工夫をすれば髪型で薄毛を対策することが可能です。
具体的には
- 分け目を変えてみる
- 前髪にこわだってみる
- ドライヤーでボリュームUP
- ウイッグを使ってアレンジする
- できればショートヘアがおすすめ
分け目を変えるだけで薄毛が目立たない
頭頂部が薄い人は、つむじがパックリと割れてしまうことが多いですよね。
分け目を固定していると、その部分の頭皮は髪の毛の重さによって余計なダメージを受けてさらに薄毛が進行することがあります。
できれば2、3ヶ月周期で変えましょう。
簡単に分け目を変えるには！
お風呂上がりがオススメです。
お風呂上がりにいつもと違う分け目を作り、しばらくヘアピンなどで固定したあと、ドライヤーで乾かしましょう。2、3日続ければ分け目が変わります。分け目が変わるとびっくりするほど頭頂部の薄毛が気にならなくなりますよ。
その際、女性用育毛剤の使用をおすすめします。
育毛剤はお風呂上がりの頭皮が綺麗になった状態で使用するのが効果的です。分け目や髪型を変えるだけでなく育毛剤でお手入れするといいでしょう。
頭頂部だけでなく女性の薄毛や抜け毛に効果的な成分が配合された女性用育毛剤はコチラから
思い切ってサイドから髪を分ける
ハリ・コシの失われた髪の毛を真ん中分けすると、ぺたんこになって薄毛がさらに強調されてしまいます。
毛流れに逆らう
トップのボリュームがなくなってきたら、思い切ってサイドから髪を分けるのがおすすめ。毛の流れに逆らうことでトップの髪が立ち上がり、縦のボリュームを出すことができます。
また、サイドから髪を持ってくることで分け目をしっかりと隠すことができます。
ジグザグ分け目にする
分け目を一直線にすると、地肌の透け感が気になりますし、うまくボリュームを出すことができません。
また、毎回同じ場所で分け目を作っていると、牽引性脱毛症（けんいんせいだつもうしょう）を引き起こし、分け目はげが進行してしまうことがもあります。
牽引性脱毛症とは
長期間髪の毛をきつく縛ることで頭皮の決まった部分に負担がかかりその部分だけが抜け毛になる。その名の通り、ポニーテールやアップヘアなど、髪が引っ張られることが主な原因です
分け目はしっかりと作らずに無造作にするか、ジグザグ分け目にするのがおすすめです。ほどよくトップにボリュームが出ますし、分け目はげの予防にもなります。
前髪アップでおでこ出し
薄いからといって、サイドや後ろから前髪を集めてくると日々のブローが大変になるので、あえて前髪をアップしてみることをおすすめします。
前髪がないと目力が弱くなると心配な人はいつもよりもアイメイクを濃いめに仕上げると良いですよ。
前髪アップの中でも一番簡単であか抜けて見えるのが「ななめ編み込み」です。前髪をななめに編み込みピンでとめておきます。
流行りの編み込みを前髪に取り入れることで、注目度アップ間違いなしです。編み込む髪の毛が足りない場合は少し後ろから拝借して編み込んでいきましょう。
前髪の薄さをいかして流行りのシースルーバングに！
「前髪が薄すぎるから前髪作れない」って思っていませんか？
確かに厚めのパッツン前髪は可愛いですが、ちょっと時代遅れ感が否めません。
むしろ薄毛を逆手にとって「シースルーバング」に挑戦してみましょう。シースルーバングとは「おでこが見えるぐらいの薄めの前髪」で、韓国の女優が始め、大人気になった髪型でデカ目効果や小顔効果まであるんですよ。
ドライヤーでボリュームUP
薄毛の女性がスタイリングで一番困るポイントはトップがペタンコになることです。ドライヤーを使い、上手くトップにボリュームを出す方法を詳しい動画見つけました。ご覧くださいね。
カチューシャアレンジで全隠し
不器用すぎて自分でアレンジできないし美容院に行くのも恥ずかしいという人はカチューシャを使ってみましょう。
太めのカチューシャで生え際を隠すもよし、細めでオールバックにしてもよし、です。
カチューシャでオールバックにする場合は後ろ髪は緩く束ねても、軽く巻いても、ストレートでもオッケーです。
ウイッグで薄毛が目立たない
と思って躊躇してしまう人がいるかもしれませんが、女性のウィッグは男性のようなマイナスイメージがないので気にしないようにしましょう。
女優やモデルも役柄やファッションに合わせてウィッグを使っていますよね。女性のカツラはオシャレアイテムとして認知されているのでこそこそ使わずに堂々と使ってオッケーです。個人的にはバッチリスタイリングされているフルウィッグを日替わりで使うのが楽だと思います。
気分によってフワフワパーマやエキゾチック系ストレート、ショートヘアなどいろいろな髪型を選べるなんてわくわくしますし楽ですよね。
部分ウィッグも併用も
部分ウィッグでボリュームが足りないポニーテールを太くしたりお団子をボリュームアップさせたり、頭頂部のボリュームを出したりするだけでかなりイメージアップです。
ロングヘアーだと薄毛になるの？
ロングの人でも薄毛になる人とならない人がいますが、ロングだから薄毛になる訳ではなく、頭皮環境や毛髪自体が弱っている状態だと、重さや引っ張る行為で抜けやすいというのが一番の原因です。
これは、まだ抜ける予定ではなかった成長期の髪の脱毛が減ったこと、抜け毛の本数は同じでも短い髪のほうが少なく見えることなどが要因となっています。
抜け毛が多いと感じるだけでもストレスを感じて、それがまた抜け毛の原因となる悪循環におちいるのを防ぐだけでも、かなりのメリットですね。
頭皮ケアシャンプーで抜け毛・薄毛を予防する。
薄毛を少しでも改善する為に大切なのが地道な頭皮ケア。
中でも毎日使うシャンプーは、良くも悪くも使い続ける事で頭皮に何らかの影響を及ぼします。
もしも、頭皮の乾燥やかゆみ、フケ、抜け毛といった頭皮トラブルを感じているとしたら思いきってシャンプーの見直しから始めてみましょう。
頭皮の刺激になるシャンプー
ラウリル硫酸ナトリウム、ラウレス硫酸アンモニウムといった強い洗浄成分が配合されたシャンプーは、頭皮に刺激を与えてしまいます。
市販されている大手メーカーのシャンプーの多くは、こうした洗浄力の強い高級アルコール系シャンプーです。
頭皮に優しいシャンプー
頭皮に優しいシャンプーとしてオススメなのが、アミノ酸系の弱酸性シャンプー。
頭皮に必要な皮脂や潤いは残したまま、汚れだけを落としてくれるので、健康な頭皮環境を整えてくれます。
市販の高級アルコールシャンプーと比べると価格が高い事と、洗浄力やコンディショニング力が弱いというデメリットがありますが、5年後10年後の美髪の為にも先行投資したいアイテムです。
シャンプー後は育毛剤で薄毛をケア！
抜け毛や薄毛の予防・改善の為にも、洗髪後は育毛剤による薄毛ケアがオススメ。
特に入浴後の清潔な頭皮は、毛穴も開きやすくなっている為育毛剤の成分が頭皮の奥まで浸透しやすくなっているのでコレを逃す手はありません。
しかも、睡眠時には髪を育てる成長ホルモンが分泌されるので、就眠前に育毛剤を使用することは効率的な薄毛対策に繋がります。
育毛剤を塗布するタイミングについては、メーカー毎に異なる場合が多いので、各育毛剤の使用上の注意点をよく読んで指示に従うようにしましょう。
頭皮と髪に栄養を与えて、丈夫な髪を育てる基礎となる育毛剤は、是非毎日のケアに取り入れてみて下さいね。
薄毛の原因は生活習慣にもアリ
女性の薄毛は、加齢によるホルモンバランスの変化の他、普段の生活習慣とも大きく関係しています。
日々の生活習慣を見直す事は、薄毛や抜け毛はもちろん、女性の体やメンタル面にも良い影響をもたらします。
睡眠の質をあげる
髪や頭皮のダメージを修復して成長を促す成長ホルモンが最も多く分泌されるのは夜の睡眠時間。
特に、毛根部分の細胞分裂が活発になる午後10時～午前2時の間は、熟睡しておく事が理想です。
但し、最近ではこうした「睡眠の時間帯」よりも「睡眠の質」の方が重要であり、入眠後最初の3時間が最も成長ホルモンが分泌される事が分かっています。
寝る時間は気にしなくていいんですね。ただし毎日決まった時間に朝日を浴びる必要があります。
そしてそれは、ノンレム睡眠という深い睡眠時間を取れるか取れないかで違ってくるそう。
また、成長ホルモンの分泌は、加齢と共に減少していく女性ホルモンのひとつ、エストロゲンの分泌とも対になっています。
質の良い睡眠の為にも、就眠前に脳を覚醒させるPCやスマホのブルーライトを浴びないように注意しましょう。
栄養バランスが取れた食生活
健康な頭皮や美髪に欠かせないのが、髪の毛の成長の9割を担っているタンパク質。
タンパク質は、私達の筋肉、皮膚、爪など体の基礎をつくる為に必要不可欠な栄養素でもあります。
女性の薄毛を予防・改善する為には、動物性たんぱく質の肉、魚、乳製品と、植物性たんぱく質の大豆等を日頃からバランスよく摂取する事が大切です。
同時に、栄養不足に陥るような極端な食事制限ダイエットは避けましょう。
適度な運動や入浴
女性は、40歳を過ぎて更年期に入る頃から副交感神経の働きが鈍化し、血流が悪くなる傾向にあります。
その結果、毛根細胞の機能が低下して細毛や抜け毛、薄毛を誘発する可能性が高くなるのです。
よって、入浴や適度な運動を心掛けて血流を良くしておく事が大切です。
特に冷え性の女性は、身体を温めて血流を良くする事を心掛けましょう。
