髪が乾くまでに時間がかかりすぎると、キューティクルが乱れたままになり、髪がゴワゴワになります。

素早く乾かせるようにわかりやすくご説明します。
きちんと髪を乾かさないと…自然乾燥はNGな理由は?
髪が傷むからという理由で自然乾燥をしていると
自然乾燥のデメリット
- 生乾きで頭皮に雑菌が繁殖しやすくなる
- 頭皮の臭いの原因に
- 髪がパサつきやすい
- 血行不良による髪のダメージに
そのまま寝てしまうと修復不可能なレベルのダメージになってしまうかもしれません。

これは間違いありません。
ドライヤーのかけかたは?
ドライヤーは20cm離した位置からと頭皮に直接風を当てる感じで。
髪のキューティクルは根元から毛先に向かってうろこ状になっているのでそれに沿うようにあてる。
最後にブラシを使い髪を整える。

髪を乾かす正しいドライヤーテクニック
濡れた髪を乾かすドライテクニックは、しなやかな髪を育てるために大切なポイントとなります。
正しい方法を身につけることで、しなやかな髪を目指しましょう⁉
ぽんぽんと優しくタオルドライする
髪を素早く乾かすにはタオルドライできちんと水分を取ることが大切です。

タオルで髪をはさみ、ぽんぽんと優しくたたくようにしましょう。
タオルドライの目安はたたいても水分が出なくなるくらいまでです。(6-7割は乾かす)
タオルは綿100%などの肌さ触りのいい素材にしましょう。

タオルドライは優しく行うのが基本です。下を向いて後頭部から乾かしていきます。
ココがポイント
タオルを持つとつい髪を強くこすりながら水分を拭き取ってしまいがちですが、強くこすることで髪にダメージを与え、切れ毛や枝毛の原因のひとつになってしまいます。
ぽんぽんと優しく、ごく軽く叩きながら水分を吸収していくイメージでタオルドライを行っていきましょう。後頭部からタオルドライをしていくことで、水分がタオルに移っていくはずです
洗い流さないトリートメントで髪を保護しよう
ドライヤーの熱から髪を保護ために洗い流さないトリートメントをつけましょう。
ムラなくつけるコツ
洗い流さないトリートメントを付けるときはまず手のひらに1~1.5プッシュ出し、それを手のひらでよく伸ばして馴染ませ、髪につけていきます。
こうすることでムラなくつけることができます。さらに粗目のクシでコーミングすれば髪全体にまんべんなく洗い流さないトリートメントが行き渡ります。


これで髪を乾かす準備は完成です。
前髪がある方は最初に前髪を乾かしましょう。
前髪は最初に乾かしておかないと自然に乾いてしまいぱっくり割れる前髪になる可能性が😱
分け目を決めずに左右に振りながら乾かすことでぱっくり分け目を防げます。

乾きにくい後ろ(襟足・耳の後ろ)から乾かす

全体が均一に乾くように根元から風を当てるようにしましょう。 内側の髪の毛は乾きにくいのでめくりながら乾かしましょう⁉

つむじから毛先へ向かって乾かす
サイドの髪がはねやすいときは
サイドの髪の毛がはねやすい方はドライヤーを後ろから前にあてましょう。
ついやってしまうのですが、前から後ろに向かって当ててしまうと根元の髪の毛が後ろに向かって乾いてしまうのと毛先がはねやすくなるので注意しましょう。
この乾かし方は顔にかなり髪の毛があたるのでメイクは最後にしたほうがいいでしょうね😔

ドライヤーはつむじから毛先への動きを基本として、手早く水分を飛ばしていきます。
髪がばらける毛先よりも、髪の密度が高いつむじは乾きにくいです。
注意するところ
早く乾かしたいあまりにドライヤーの口を髪に密着させないように注意しながら、ふんわりと根元を立たせるような感覚で乾かします。ドライヤーの種類によって、乾く速度は違います。
自分が浸かっているドライヤーならばどれぐらいの時間がかかるのかは、何度か試しているうちに感覚的に掴めてきます。
全体の根元を乾かす
全体の根元を乾かしてから中間・毛先にドライヤーをあてて毛先を乾かす。ある程度乾いたら次は毛流れを整えつつ最後まで乾かす。
綺麗に乾かすコツ4つの方法
- 髪の毛に対して45度の角度で風を当てる(ドライヤーの風は真上からあてない)
- ドライヤーの風の力で根元がつぶれてしまうので、生えている毛流れと逆からあてるようなイメージでドライヤーを動かしてください
- 手を櫛のように使って乾かす・手ぐしでおさえた部分に追いかけるように風を当てる
- 8~9割乾いたら冷風に切り替えて髪を冷ます
サラサラ髪にしたいのなら最後は冷風で

冷風をあてるといい理由
多くのドライヤーについている冷風機能は、実はとても大事な機能です。温風によって乾かした髪をそのままにしておくよりも、冷風を当てて仕上げたほうがキューティクルがキュッときれいに閉じて髪はしっとりと落ち着き、全体のつやも増します。
冷風機能はドライヤーのスイッチを切り替えるだけで使用することができます。
機能を切り替えたら、上から冷風を当てて仕上げをしていきましょう⁉

髪を乾かす速度については温風のほうが早く、冷風のみで行うと時間がかかってしまいます。
全体は温風で乾かし、仕上げとして上から冷風をあてるだけでも、翌朝のスタイリングのしやすさや、髪の落ち着きを実感することができるでしょう。
頭皮を触って乾いているか確認をする
きちんと乾いているか確認は大事
タイルドライからドライヤーを使っての仕上げまでが完了したら、きちんと乾いているかどうか頭皮を触って確認します。
まだ水分を感じた場合には、もう一度上からドライヤーをあてて乾かします。頭皮までしっかり乾かすことが、健康な髪を作ることへも繋がっていきます。
髪は濡れたままにしておくと、表面のキューティクルがダメージを受け続けることになります😱
タオルドライやドライヤーを使った乾燥は、風呂上がりのひと手間とはなるものの、この手間をかけることにより5年後~10年後の髪の毛が違ってきます。
注意
ドライテクニックは一度身につけてしまえば、それほど難しいものではありません。

ドライヤーのNGな当て方
正しいドライヤーの当て方があれば、NGな当て方もあります。
NGな当て方
- 長時間同じ所ばかりに当てるのはNG
- 髪の毛を乾かす時に同じ所に長時間熱風を当てると、その熱で髪の毛が傷む原因に
- 乾かし過ぎるのもNG
ドライヤーは、手早く乾かすのが基本ですが濡れたままの髪の毛は良くないからと行って乾かし過ぎるのもNGです。

髪の毛にはドライヤーで乾かすのと自然乾燥どちらがいいの?

それなら自然乾燥の方が傷まないんじゃ…って思ったり、 痛まないなら自然乾燥の方が簡単で良いのに。なんて思いますよね~。
でも実は、ドライヤーの熱よりも何倍も自然乾燥の方がダメージが大きいんです❗
頭皮に雑菌が湧きやすいことはもちろん、 必要以上の水分が髪からどんどん抜けていってしまうんです😱
なので、自然乾燥を繰り返すとぱさぱさのぼさぼさの髪の毛になります。
うねりやくせ毛の原因にも
まとまりが悪くなって、うねりやくせ毛の原因にもなります。 めんどうでも毎日気を付けて正しくドライヤーで乾かした方が、 髪の毛とってかなりいいのです。
早く乾かす裏ワザ
さらに早く乾かす裏技をご紹介します。
早く乾かす裏ワザ
ドライヤーをするときにタオルと髪に被せてその上からドライヤーをあててみましょう。
タオルで水分をとりつつ、そのタオルをドライヤーで乾かしていくのでかなり効率的かつスピーディーに乾かすことができます。
美容院とかではやらない方法ですが実際に口コミでも人気の方法です。

タオルがけっこう熱くなりますのでドライヤーの風をたまに外しながら熱くなりすぎないように乾かしましょう。また髪もできるだけこすらないように頭皮を乾かしていく必要があります。

スタイル別ドライヤーの使い方(ブローの仕方)
ロングヘアは下を向いてドライヤーを当てる
ロングヘアのかた、髪にボリュームを出したいかたは、下を向いてドライヤーで乾かすと根元が乾かしやすくなります。
お辞儀をする感覚で下を向き、ドライヤーを上からあてていきましょう。
ボリュームのある髪をボリュームダウン
朝起きたら爆発してる髪も、広がりやすい・多い・くせ毛などに😱
ある程度乾いたら、下に引っ張るように根元から毛先に向かってドライヤーを当てます。
最後、乾き終えたら、頭頂部をロールブラシなどで上から当てておさえるか、手の平を当てておさえながら、温風を当てて最後に冷風を当ててしっかりボリュームダウンを固定させましょう。
くせを伸ばす(まっすぐに)
つむじを中心に放射線状に毛先に向かって筋をつけます。
軽く引っ張るようにしながら乾かすとまっすぐな仕上がりになりますよ
パーマのウェーブを出す
根元を大体乾かしたら、毛束をクルクル指に巻き付ける感じでドライヤーの温風を当てて、最後に冷風でウェーブ感を固定します。
ドライヤーの風を強風にするとウェーブが散ってしまうので、ここは弱風でしましょう。
カール感を出すには
クルッとパーマの質感やくしゃっとした質感を作りたいならある程度乾かしたら、カールを出したいところを握るようにくしゃっとつかみながら温風を当てて、最後に冷風でしっかり固定を。
ここも、強風を当てるとカールが散ってしまうので、弱風で。
前髪はドライヤーでブローしよう
前髪がうまく決まらない
- ドライヤーしても上手く前髪が流せない。
- くせが取れない
そんな時はロールブラシでブローしてみましょう。手で乾かすよりはるかに綺麗に仕上がりますし、ふんわりした前髪にすることができますよー。
夜寝る前にするのも朝のスタイリングが楽になります。
朝起きたときもふんわり感が持続していますのでスタイリングの時間の短縮にもなります。
何回もブローすると髪が焼けてしまうので、できるだけ少ない回数(できれば1回)で決めるように心がけましょう⁉
失敗したら前髪だけ軽く濡らしやり直すこともできますので練習して上手くなって下さいね。
寝癖を直す乾かし方は?
実は寝癖は根本についています。
ですので寝癖で毛先がハネたからといっていくら毛先を濡らしても直りません。
この場合は、一旦髪全体をしっかりと濡らす必要があります。
寝癖のついた部分は特に根本をしっかりとこすりながら乾かしていくと直りやすくなります。
乾かしてから寝る
面倒だからと言って十分に乾かないまま寝てしまうと次の日に余計に大変な思いをすることになってしまうのでしっかりと乾かして寝るようにしましょう。
まとめ
髪は一度傷むと元には戻らない「死んだ細胞」なんですね。
今ある髪やこれから生えてくる髪をいたわるためにも、毎日の乾かし方がとても大切なのです。
早く乾かすポイントはタオルドライです。
しなやか髪へ
いかに早く完全に頭皮を乾かすかがしなやかな髪へのポイントです。
ドライテクニックをマスターしてしなやかな髪を目指しましょうね❣