「自分では気になってなかったけど、家族に臭いよと言われた」
「職場でも汗をよくかくので、臭いが気になっていた」
という方は、40代のうちに頭皮ケアを実践しておくことをおすすめします。
頭皮がくさいかどうかのセルフチェック法
たとえ毎日シャンプーで頭皮をケアしていても、原因があれば頭皮からは臭いが発生してしまいます。しかし、私たちは自分のにおいには鈍感です。このため、意外にも、自分の頭皮からくさい臭いが発生していることに気付かない人は多いといいます。そこでここでは、自分の頭皮からくさい臭いが発生しているかどうかを知るためのセルフチェックの方法についてご紹介していきます。
ドライヤーを使ったセルフチェックの方法
髪が乾いている状態のときに、ドライヤーを頭の後ろから前に向かってあててみましょう。ドライヤーの風に乗ってくさい臭いを感じたら、頭皮からくさい臭いが発生している証拠です。なお、この方法は、お風呂あがりに行っても意味がありません。起床時や昼間、仕事が終わった後など、あらゆる場面で行い、においがあるかどうかをチェックしてみてください。
指で頭皮をこする方法
髪が乾いている状態のときに、指で頭皮をこすってみましょう。その指を嗅いだときにくさい臭いがしたら、頭皮からくさい臭いが発生している証拠となります。ドライヤーを使った方法と同様、この方法も起床時や昼間、仕事終わりなどのあらゆる場面で行ってみてください。
枕のにおいを嗅ぐ
枕のにおいを嗅いだときにくさい臭いがしたら、頭皮からくさい臭いが発生している証拠です。洗いたての枕カバーではなく、2、3日使い続けた枕カバーを嗅いだほうがわかりやすいでしょう。
この3つのセルフチェックの方法で頭皮からくさい臭いが発生していることがわかった人は、今からでも対策に取り組みましょう。頭皮の臭いは強烈です。「ヘアスプレーやヘアコロンを使って隠せばいい」と考える人もいるかもしれませんが、ヘアスプレーやヘアコロンを使えば、そのにおいが頭皮の臭いと混ざってしまい、かえって悪臭につながってしまうこともあります。頭皮のくさい臭いを改善するためには、まず頭皮からくさい臭いが発生してしまう原因を知り、原因を見直すと共に正しいケアを施していくことが大切です。
頭皮からくさい臭いが発生するメカニズム
そもそも、頭皮からくさい臭いが発生してしまうのは、一体なぜなのでしょうか。ここでは、頭皮からくさい臭いが発生するメカニズムについて解説していきます。
年齢を重ねて「頭皮のニオイが気になる」「頭から加齢臭が出ているのではないか」なんて思う方もいらっしゃるかもしれません。しかしそれはありません。頭皮には体臭の原因となる粘り気のある分泌物を出す“アポクリン腺”とよばれるものはありません。このアポクリン腺は脇の下など特定の場所だけにあり、腋臭の原因になったりします。
頭皮には、ほぼ無臭の汗を出す“エクリン腺”とよばれる汗腺しかありません。つまり汗をかいて「臭い」と感じるのは汗のせいではなく、汗で蒸れて雑菌が増えてしまったり、汗と毛穴に残っていた汚れなどが混ざることで臭ってしまったりしているせいなのです。
なので、大切なことは日常のシャンプーで汚れを残さないこと。そして汗をかいたらすぐにタオルやハンカチなどで汗を拭きとり、蒸れないようにすることです。
頭皮がくさいのは皮脂が原因
頭皮には、顔の中でも皮脂分泌の盛んなTゾーンの2倍にあたる皮脂腺が存在します。そんな頭皮の皮脂腺から何らかの原因によって皮脂が過剰に分泌されると、時間の経過と共に皮脂が酸化していきます。酸化した皮脂には、それを餌とする皮膚常在菌が集まりだし、その結果、ノネナールという臭気成分がつくられます。このノネナールこそ、くさい臭いの正体。脂のようなツンとした刺激臭によって、頭皮に嫌な臭いを充満させるのです。
頭皮の臭いには皮脂の成分も関係している
頭皮から分泌される皮脂の成分には、日頃の生活習慣や食生活が関与しており、不規則な生活習慣や栄養バランスの偏った食生活を送っていると、皮脂の中に脂質やアンモニアなどの老廃物が多く含まれるようになります。脂質やアンモニアを含んだ皮脂は皮膚常在菌の大好物で、そういった皮脂が頭皮から分泌されれば、より多くの菌が繁殖。臭気成分のノネナールが生成されやすくなることから、頭皮の臭いも悪化してしまうのです。
皮脂を酸化させる活性酸素
私たちの身体の中には、活性酸素という物質が存在しています。活性酸素にはウイルスや有害物質を身体の中から追い払う働きがあるのですが、不規則な生活習慣や栄養バランスの偏った食生活、ストレスなどの影響を受けて増え過ぎてしまうと、身体の中の細胞が酸化され、美容と健康に悪影響を及ぼします。そんな活性酸素が酸化させるのは細胞のみならず、皮脂も同じです。上記でもお話した通り、皮脂が酸化するとノネナールという臭気成分が発生し、頭皮のくさい臭いにつながってしまいます。
頭皮からくさい臭いが発生する主な原因
頭皮のくさい臭いは、頭皮から皮脂が過剰に分泌されることで引き起こされるものだと前項でお話しました。では、頭皮から皮脂が過剰に分泌されてしまうのは、一体なぜなのでしょうか。ここでは、その原因についてご紹介していきます。
●ホルモンバランスの乱れ
ストレスや飲酒、月経やPMS症候群などの影響で女性ホルモンのバランスが崩れると、男性ホルモンの分泌が盛んになります。男性ホルモンには皮脂分泌を促す働きがあり、これによって頭皮に皮脂が増えてしまうことから、頭皮にくさい臭いが発生しやすくなります。
●加齢による肌の変化
私たちの肌は、年齢と共に変化します。まず、20代の肌は水分量も油分量もバランスの良い配合にあるのですが、30代になると水分量だけが減少していくことから、皮脂分泌が盛んになります。すると、頭皮でも皮脂の分泌が盛んになってしまい菌が繁殖。臭気成分のノネナールが生成されやすくなることで、頭皮からくさい臭いが発生しやすくなるのです。
●間違ったシャンプー
頭皮を清潔に保とうと洗浄力の強いシャンプーを使う人がいますが、これはかえって頭皮の臭いを悪化させてしまいます。というのも、洗浄力のシャンプーを使うと、頭皮が乾燥しやすくなります。頭皮が乾燥すると、身体が乾燥から頭皮を守ろうとして皮脂を過剰に分泌させます。その結果、その皮脂に菌が繁殖し、頭皮からくさい臭いがする原因へとつながってしまうのです。
●間違ったヘアドライ
「ドライヤーの熱で髪が傷んでしまうのを避けたいから…」といって、タオルドライだけで済ましてしまう人は多いといいます。しかし、これも頭皮からくさい臭いを発生させる原因となります。タオルドライだけでは、頭皮の水分を完全に取り除くことはできません。その結果、頭皮には蒸れが起こり、菌が繁殖しやすい状態となります。さらに、蒸れた後の頭皮はひどく乾燥してしまい、身体が乾燥から頭皮を守ろうとして皮脂を過剰に分泌させます。菌が繁殖した状態の頭皮で皮脂が過剰に分泌されてしまえば、当然ながらノネナールが生成されます。結果、頭皮のくさい臭いへとつながってしまうわけです。
このほかにも、頭皮の日焼けや長時間に及ぶ帽子の着用なども、頭皮の過剰な皮脂分泌を招き、頭皮からくさい臭いを発生させる原因となるものです。ここでご紹介した原因に心当たりがあったという人は、頭皮のくさい臭いを予防・改善するためにも見直しを図っていきましょう。
夏だからといって“特別な何か”を行う…というよりも、一番大切なことは日々のヘアケアです。きちんとシャンプーをして、毛穴の汚れを取り、正しい方法で乾かす。そうすることで、キューティクルを傷めることなく毛髪の適正な水分量が保たれます。
忙しいアラフォーの皆さんは、なかなか自分のための時間を持つことが難しいかもしれません。ですが、キレイを諦めないで日々少しずつの努力を続けてほしいなと思います。ヘンケルジャパンはそんな女性の皆さんのお力に少しでもなりたいと思っています。
40代女性の頭皮が臭い原因は?
女性の頭皮の臭いは、更年期による汗や、加齢臭が原因の可能性があります。
更年期障害の症状が出始める40代の女性は、暑くないのに汗をダラダラとかいてしまうこともありますよね。
その汗自体に臭いはないですが、毛穴から出てくる皮脂に『ヘキサセデン酸』という脂肪酸が含まれ、これが酸化すると「ノネナール」という加齢臭の臭い物質が発生します。
ノネナールとは
年を重ねると増加するパルミトオレイン酸(脂肪酸)が、過酸化脂質や皮膚常在菌によって酸化したり分解されることで発生しますノネナールは男女問わず、40歳を過ぎたころから増えてくるので、男性に比べ皮脂量の少ない女性でも、安心はできません。
特に、皮脂量が増える暑い季節は、要注意です。
これに頭皮の乾燥である、インナードライが関係しているかもしれません。
インナードライとは
頭皮の内面は乾燥しているのに、表面は脂が多い状態のことです。
こうなると、頭皮が乾燥するので、もっと皮脂を出して、肌を守らなければという働きが起こり、40代女性の頭皮の臭いの元である皮脂が、沢山分泌されてしまいます。
頭皮が臭いを放つ原因は、髪をきちんと乾かさないで放置しておくことで、頭皮に雑菌が繁殖してしまう。閉経してホルモンバランスが乱れたりすると、皮脂量が増えることになり頭皮の臭いの原因となってしまう。
女性ホルモンの働き
でも、頭皮の皮脂量や酸化を抑えることで、あなたの頭皮の悩みを解消できると思います。ご一緒に40代にできる頭皮ケアをいまから実践していきませんか?
頭皮の臭い対策の大事なポイント(頭皮の環境を悪くする要素)
更年期障害の中で暑くもないのにダラダラと流れてくる汗
この汗と一緒に流れ出てくる皮脂は、外気や紫外線に触れて酸化する事で臭いを発生させてしまう。つまり、皮脂の酸化を抑える抗酸化作用が有効ですね。
また、加齢臭の元となる「ノネナール」は、皮脂の分泌を抑えること、酸化させないようにすることで、さらに加齢臭の発生を抑えることになります。
つまり、皮脂を過剰に分泌させないように皮脂をコントロールすることが重要になると思います。
抗酸化作用と皮脂のコントロールがうまくいけば、あなたの頭皮の臭いの悩みが解消できるんです。
頭皮の臭い対策
頭の洗い方で変わる!頭皮の臭いを消す方法
step
1お風呂に入る前にブラッシングをする
髪の中や頭皮についたホコリや汚れを浮かしておきます。
step
2シャンプー前にお湯でしっかりすすぐ。
髪表面についた、ワックスやスプレーは丁寧にお湯洗いすれば8割~9割は汚れがとれます。
お湯洗いの目安時間
- ショート~ミディアムヘア 1分~1分30秒
- ロング 2分~2分30秒
step
3シャンプーをする
シャンプーは残りの1割の汚れを落とすのみです。ゴシゴシ洗う必要はありません。
step
4しっかりとすすぐ
頭皮がツルッとするぐらいまですすぐ。
お風呂から出たら、髪の根元からしっかりドライヤーをして乾かしましょう。

温風ばかりで髪を乾かすと、髪の水分はどんどん蒸発してしまうので8~9割髪が乾いてきたら冷風で頭皮をクールダウンさせてあげます。
ココに注意
半乾きやタオルドライだけ、または濡れたままや髪を結んだままや自然乾燥は絶対に止めましょう。
頭皮マッサージをする
育毛剤を使う
食生活の改善
適度な運動や入浴をする
ストレスを溜めない
睡眠不足の解消
頭皮の紫外線対策
髪をきつく結びすぎたり、帽子をずっとかぶるのは避ける
頭皮美容液などを使い、頭皮の乾燥を防ぐ
頭皮の臭いの原因となる食べ物
脂っこい食事
ファストフード
スナック菓子
刺激的な食べ物(香辛料)
過剰な飲酒&喫煙
頭皮の臭い対策に撮りたい食べ物
年齢による頭皮の変化
女性は40代前後から、頭皮の臭い以外のトラブルや髪の毛の変化を感じる方が増加します。
それは女性ホルモンのバランスもありますし、あらゆる機能、成分の低下なども要因となっています。
40代、50代と不安要素も増えてくるものです。
やはり年齢に応じたケアも必要ですね。
加齢により、頭皮が硬くなる方もいます。
こうなると、頭皮の血行が悪化して、代謝が低下、臭いの原因にもなりやすいですし、髪の毛にまで影響してくるのです。50代前後で抜け毛が気になる方というのは、頭皮が硬い方が多いのもそのためでしょう。
頭皮のケアを怠っていると、年齢とともにこうした症状が次々と顕著に現れてきます。実感していることはないですか?
ですが、ケアをしていないということは、改善の余地が大いにあるということでもありますよね。
これまで何もケアをしていなかったのであれば、これからケアをしてあげましょう。頭皮が乾燥したり、皮脂が多く分泌しすぎないように、あなたのお手入れで低下した機能をフォローしてあげることも必要なんです。
頭皮は正しいお手入れをすると、驚くほどに成果を出してくれるものです。これまでお手入れをしていなかったのであれば、なおさら焦らずコツコツと継続するのが大切です。元気の無い髪の毛も、頭皮が元気になるとふっくらとつややかに、ハリを取り戻してくれるものです。
自ずと臭いなどの悩みも解消されます。
まずは日頃のお手入れから見直してみましょう。
頭の臭い対策はシャンプー選びから
更に最近よく耳にするようになった「スカルプケアシャンプー」
いわゆる頭皮をケアする事に有効なシャンプーや肌に優しいアミノ酸系シャンプーを活用するのもおススメです。
決して安くはありませんが、ヘアケアをするよりは地肌を労わるケアをする方が髪自体も地肌にも有効なのです。
ミューノアージュスカルプシャンプー
ハーブガーデンの二つ
気にしすぎない事も必要です。
自分の臭いに気づくと一気に周りの視線が気になりはじめます。
不快に思われていないか?陰で色々言われているんじゃないか?などなど気になって仕方がなくなると次第にストレスが溜まり悪い方向へどんどん進んでしまいます。
と分かっていても気になるのが「悩み」なんですけどね。
けれど、やることをやっているならば堂々としていれば良いのです。
生活を改善しても一日二日で臭いがなくなるわけではありません。
続けていくことで臭いがなくなってくるので、「もうちょっと待っててね」ぐらいの気持ちで過ごしましょう。